@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00004342, author = {松田, 君彦 and 宮下, 洋平}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {2016-10-27}, note = {最近の若者の一つの特徴として,自分自身ばかりに注意が集中して,他人に関心を持たないという傾向が指摘されることがあるが,さらには,他者に関心を持たないだけでなく,他者を軽視あるいは蔑視するような心性を指摘する論調もある(吉岡,2003)。特に若者世代は,他者軽視や他者蔑視を通して,根拠のない有能感を高める傾向があることを示した研究もある(速水・木野・高木,2003)。 自己評価維持モデルや社会的比較理論などから明らかなように,他者をどのように認知するかという問題は,自分自身をどう認知するかという問題と不可分な関係にある。他者との比較が自己評価の重要な要因である以上,他者を軽視ないしは蔑視することは,自分の能力を重視する一つの方略であるといえる。そこで本研究では,速水ら(2004)が作成した仮想的有能感尺度を用いて,その構成概念的妥当性を検討する目的で,不安特性(成長不安と抑制不安)および判断傾向(主観的と客観的)との関連性を調べた。}, pages = {103--110}, title = {仮想的有能感に関する研究(1)}, volume = {61}, year = {} }