@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00004600, author = {髙山, 耕二 and 島袋, 卓 and 吉田, 美代 and 赤井, 克己 and 中西, 良孝}, journal = {鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University}, month = {2016-10-27}, note = {本研究では, 合鴨農法におけるカラス害防除マニュアルの確立に向けた基礎的知見を得ることを目的とし, 上空へのタカデコイ設置, 上空へのテグス設置またはガチョウの放飼がカラスの食害に及ぼす効果について検討を試みた。 すなわち, 人為的に合鴨ダミー卵(鶏卵) を設置し, そのカラスによる被害数を各種防除実施前の3日間と実施後14日間とで比較した。 得られた結果は以下のとおりである。 1) タカデコイの設置後, カラスによる卵の被害数は設置前に比べ有意に減少し(P<0.01), その後も有意な増加傾向はみられなかった。 しかしながら, カラスの食害防除効果には, カラスの個体差が認められた。 2) 地上高約1.2mで約4m間隔のZ字状にテグスを張った後, カラスによる卵の被害数は皆無であった。 3) ガチョウの放飼前後のカラスによる卵の被害数には大差がなく, 放飼後も有意な増加傾向はみられず, ガチョウ放飼による防除効果は認められなかった。 以上より, 合鴨卵に対するカラスの食害防除については, テグスを設置することで高い防除効果が得られる可能性が示唆された。}, pages = {23--27}, title = {合鴨卵に対するカラスの食害防除}, volume = {61}, year = {} }