@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00005320, author = {岩越, 悟志 and 八田, 明夫}, journal = {鹿児島大学教育学部教育実践研究紀要, Bulletin of the educational research and practice, Faculty of Education, Kagoshima University}, month = {2016-10-28}, note = {理科学習において,思考力や創造力が低下しているのは,基盤となる原体験が不足しているからである。そこで,本研究では幼少の自然体験と日常の生活態度力理科学習において,どの場面で,どのように影響を及ぼしているかを解明していくことにした。 調査対象は中学1年生(39名),単元「身のまわりの科学」の学習で,時間見本法によって生徒の言動を観察・分析した。 結果として,生徒の既有知識やその状態を把握する力は,幼少の自然体験や日常の生活態度によって影響を受けると考えられ,そのことが,理科の学習態度に影響していることを明らかにした。そして,次のように具体的に整理することができる。 ①幼少の自然体験が多い生徒や日常,屋外遊びをしている生徒が,グループの中心となり友達に指示を出しながら,積極的な活動をしている。 ②幼少の頃に自然体験が少なかった生徒は,実験開始の時や結果・考察のところで,教師や友達に援助を求めるという傾向が認められる。 ③日常,屋外で遊んでいる生徒は友達から援助活動を求められやすいという傾向がある。}, pages = {95--102}, title = {幼少の自然体験および日常の生活態度の相違による理科学習の特徴}, volume = {8}, year = {} }