@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00000597, author = {永徳, 里歌子 and 平良, 和代 and 山崎, 憲一 and 高瀬, 公三}, journal = {鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University}, month = {2016-10-27}, note = {ブロイラー農場から分離された伝染性ファブリキウス嚢病ウイルス ( IBDV)のTY2株を抗原に免疫おとり鶏 ( TY2.Vac.群)を作出し,市販 IBDVワクチン免疫おとり鶏 ( N.Vac.群)および無処置 SPFおとり鶏 (SPF群)と共に農場に導入,ブロイラー雛 ( Broiler群)と5週間同居させることで, F嚢萎縮要因の検索を行った。毎週各群から抽出された6羽について,採血,剖検,組織病変観察,抗原検索および抗体検査を実施した。 TY2.Vac群ではF嚢の萎縮および組織病変は最も軽度で,また間接蛍光抗体法でも IBDVの抗原を確認できなかった。しかしながら,導入4週後において, F嚢体重比の若干の減少およびIBDV中和抗体価の上昇がわずかながら認められた。 N.Vac群にはより強いF嚢萎縮と組織病変が見られ,また IBDV抗原も確認されたことから,市販のワクチンでは防御しきれない IBDVの感染がF嚢萎縮に関与している可能性が示唆された。}, pages = {29--36}, title = {おとり鶏を用いた鶏のファブリキウス嚢萎縮要因の検索}, volume = {59}, year = {} }