@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00006382, author = {飯干, 明 and Iiboshi, Akira and 福満, 博隆 and Fukumitsu, Hirotaka and 末吉, 靖宏 and Sueyoshi, Yasuhiro and 長岡, 良治 and 徳田, 修司 and 西種子田, 弘芳 and 南, 貞己}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {2016-10-28}, note = {高齢女性を対象に, 健康状態や過去1年間の転倒について調べるとともに, 運動・スポーツの実施状況を把握し, 高齢者が運動を行わない理由を検討しておくことは, 高齢者の体育・スポーツのあり方を模索するうえで, 貴重な手がかりを提供すると考えられる。本研究は, 鹿児島県のなかで高齢化率の高い町(4地区)に在住する60歳以上の高齢女性77名を対象に, 現在の主観的健康感のほか, 過去1年間における転倒の有無や運動・スポーツの実施状況を調べた。さらに, 運動・スポーツを行わなかった理由について, 運動拒否, 運動潜在, 運動代替えの選択肢により調査・検討した。その結果, 主観的健康感の低かった地区では, 転倒の発生率が高い傾向にあった。「月に1~2回以下」しか運動・スポーツを実施しない「運動非実施群」は約46%であった。また, 運動を実施しない理由としては, 「仕事でよく動く」や「家事でよく動く」などの『運動代替え』が約52%で最も多く, 「自由時間がない」や「仲間がいない」などの『運動潜在』(約25%)と, 「体調が悪い」や「したいと思わない」などの『運動拒否』(約23%)とは, ほぼ同じであった。これらのことから, 高齢者の運動指導にあたっては, 日常生活における身体活動を活用する『運動代替え』を中心に, 個人の生き方に即した方向で, スポーツや体操などを実施させるのが効果的とみられる。}, pages = {93--103}, title = {高齢女性の運動・スポーツの実施状況と阻害要因に関する調査研究}, volume = {55}, year = {} }