@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00006405, author = {寺本, 行芳 and TERAMOTO, Yukiyoshi and 下川, 悦郎 and SHIMOKAWA, Etsuro and 地頭薗, 隆 and JITOUSONO, Takashi}, journal = {鹿児島大学農学部演習林研究報告, Research bulletin of the Kagoshima University forests}, month = {Dec}, note = {桜島の引ノ平川および西道川流域において,噴火活動が活発な期間(1972~1992年)と穏やかな期間(1993~2004年)における火山灰の堆積状況および侵食速度について調査し,活動の盛衰およびその影響の受け方の違いによるそれらの変化について比較・検討した。得られた結果は次の通りである。(1)流域ごとにみると,噴火活動が活発な期間(1972~1992年)における年平均での火山灰層厚の平均値は,穏やかな期間(1993~2004年)におけるそれの引ノ平川流域で約1.7倍,西道川流域で約2.8倍である。火山灰の堆積層厚は両流域ともに南岳火口から離れるにつれて小さくなる傾向にある。(2)火山灰層の乾燥密度は両流域ともに噴火活動の盛衰の影響を受けて変化しており,噴火活動が活発な期間(1972~1992年)の乾燥密度は,穏やかな期間(1993~2004年)のそれに比べ大きくなっている。火山灰層の乾燥密度は両流域ともに南岳火口からの距離が大きくなるにつれて小さくなる傾向にある。(3)噴火活動が活発な期間(1972~1992年)と穏やかな期間(1993~2004年)における火山灰層厚および火山灰層の乾燥密度は,南岳火口から同程度の距離で比較すると噴火活動の影響をより大きく受けている引ノ平川流域の方が大きくなっている。(4)同程度の傾斜に対する年侵食速度を各流域で期間ごとに比較すると,噴火活動の影響をより大きく受けて荒廃している引ノ平川流域の方が大きい。年侵食速度は両流域ともに噴火活動が活発な期間(1972~1992年)の方が大きい。}, pages = {21--28}, title = {桜島の引ノ平川流域と西道川流域における噴火活動の影響度の違いによる降灰の堆積状況および侵食速度の比較}, volume = {33}, year = {2005}, yomi = {テラモト, ユキヨシ and シモカワ, エツロウ and ジトウソノ, タカシ} }