@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00006431, author = {津田, 勝男 and 東中, 祐枝 and 坂巻, 祥孝 and 井上, 栄明 and 上和田, 秀美 and 櫛下町, 鉦敏}, journal = {鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University}, month = {2016-10-28}, note = {ナカジロシタバの大量飼育の簡易化を図るため,インセクタF-II(日本農産工業(株)製)を基礎飼料とする人工飼料の調製を試みた。サツマイモ葉を熱風乾燥,煮沸後熱風乾燥および電子レンジ乾燥の3通りの方法で処理し,基礎飼料とそれぞれ1:9,2:8,3:7の割合で配合した人工飼料を調製した。それぞれふ化直後の幼虫30頭に与え,25℃,14L10Dの条件下で飼育した結果,各種飼料における生存率は,配合割合においては30%が,熱処理法では電子レンジ乾燥が高かった。電子レンジ乾燥30%飼料での蛹化率がもっとも高く,90%であった。一方,各種飼料においての発育期間,蛹重に大きな違いは認められなかった。このことから,基礎飼料にサツマイモ葉乾燥粉末を配合した人工飼料で,本種幼虫をふ化直後より飼育することが可能で,電子レンジによる乾燥がもっとも適していると考えられた。人工飼料調製の簡易化を目的として,ペーストおよび煮汁を配合した人工飼料を調製した。ペーストを乾燥重量に換算し,基礎飼料と1:9,2:8,3:7の割合で調製した人工飼料,これに煮汁を加えたものおよび基礎飼料に煮汁を加えたものを調製し,ふ化直後の幼虫30頭に与え,25℃,14L10D条件下で飼育した。その結果,ペーストだけおよびペーストにに煮汁を加えた飼料での生存率は50%に満たなかった。一方,基礎飼料に煮汁を加えた飼料における生存率は70%であったことから,煮汁を利用した人工飼料調製の簡易化は可能であると考えられた。}, pages = {39--44}, title = {人工飼料によるナカジロシタバの飼育}, volume = {56}, year = {} }