@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00006448, author = {上村, 俊一 and 浜崎, 幸一 and 牛之浜, 寛治 and 浜名, 克己 and 木村, 順平}, journal = {鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University}, month = {2016-10-28}, note = {発情周期の異なる時期における過剰排卵処置が, 卵胞の発育に及ぼす影響を超音波診断装置により観察するとともに, 卵巣を摘出して, 卵胞を組織内分泌学的に評価した.発情周期の7日と, 10日にFSHの4日間漸減投与による過剰排卵処置を行い, 発情日(Day0)から, 過剰排卵処置終了まで超音波診断法による12時間間隔の卵巣観察を行った.初回FSH投与後, 100時間に卵巣を摘出し, 直径4mm以上の卵胞について, 卵胞壁を組織学的に検査した.その結果, 優性卵胞(DF)は, 両群とも発情周期の5日以後で次席卵胞(LSF)より有意に大きくなった.Lサイズ(>7mm)の卵胞数は, 7日群で15.7個, 10日群では31.5個と増加した.過剰排卵処置中の血中エストラジオール濃度は, 10日群が7日群より有意に増加した.卵胞の組織学的所見では, 最初から存在したDFは, 顆粒層細胞が遊離する閉鎖退行像を示し, 処置中に出現したDFは顆粒層細胞が厚く充実していた.発情周期の10日ではDFはすでに優性を失い, そのため10日に過剰排卵処置を開始した牛群では, いまだ機能的なDFが存在する7日開始群より, Lサイズの卵胞数が増加した.}, pages = {29--36}, title = {発情周期の異なる時期における過剰排卵処置が超音波診断による卵胞発育と卵巣摘出による卵胞評価に与える影響}, volume = {51}, year = {} }