@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00006465, author = {西尾, 晃 and 末吉, 敏 and 石黒, 茂 and 新納, 時英}, journal = {鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University}, month = {2016-10-28}, note = {1)ウシから摘出した脳底動脈, 冠状動脈および腸間膜動脈のヒスタミン, セロトニンおよびノルエピネフリンの反応性を比較したところ, ヒスタミンとセロトニンはいずれの動脈をも収縮させた.その収縮反応の強さは脳底動脈, 腸間膜動脈, 冠状動脈の順であった.ノルエピネフリンは腸間膜動脈を収縮させたが, 冠状動脈では弛緩がみられた.脳底動脈では, 弱い収縮のみられる例が多いが, 弛緩を示す例もあった.2)脳底動脈および腸間膜動脈をMg^<2+>無添加栄養液に移すとbasal tensionが上昇したが, このような変化は冠状動脈では観察されなかった.3)Mg^<2+>無添加栄養液中では, 脳底動脈および冠状動脈のセロトニンによる収縮反応は有意に増強されたが, ヒスタミンによる収縮反応ではその効果は著明ではなかった.また, ノルエピネフリンによる弛緩反応は, 冠状動脈と脳底動脈ともに抑制されたが, 腸間膜動脈の収縮反応は増強された.4)これらの成績から, 低Mg血症のウシでは脳および腸管の血行動態や, それら血管の内因性血管作動物質に対する反応性が変化している可能性が示唆された.}, pages = {79--85}, title = {ウシの低Mg血症に関する薬理学的研究 : ウシ摘出血管の収縮・弛緩反応について}, volume = {40}, year = {} }