@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00006467, author = {藤田, 晋輔}, journal = {鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University}, month = {2016-10-28}, note = {本報告は鹿児島県大隅半島に植林されているスギ5品種に対する3種類の釘(鉄平頭丸釘, 鉄平頭らせん釘および鉄皿頭木ねじ)の引抜耐力を検討した.その結果の大要は次の通りである.1.鉄平頭丸釘および鉄皿頭木ねじの引抜耐力の平均値は供試したスギ5品種(ヤクスギ, メアサスギ, クモトオシスギ, ヨシノスギおよびオビアラカワスギ)のうち, ヤクスギが最も高く, オビアラカワスギが最も低い値を示した.鉄平頭らせん釘の引抜耐力は, ヤクスギが最も高く, ヨシノスギが最も低い値を示した.2.鉄平頭丸釘と鉄平頭らせん釘の引抜耐力の平均値は, 供試した5品種間により若干の差が見られるが, 後者が前者よりやや高い.鉄皿頭木ねじの引抜耐力は鉄平頭丸釘および鉄平頭らせん釘の約4~7倍の値を示した.3.被接合材料の比重が高くなるほど, 3種類の釘類の引抜耐力は高くなるが, 鉄皿頭木ねじ以外の引抜耐力は, 平均年輪輻が広くなるほど低下する.4.年輪に直角に打ち込んだ時(板目面打ち込み)の引抜耐力が最も大きい.これらのことから, 板材を釘で接合する場含は柾目面より板目面を使用することが望ましい.}, pages = {201--206}, title = {スギ材に対する釘類の引抜耐力}, volume = {40}, year = {} }