@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00006470, author = {田原迫, 昭爾 and 守田, 和夫 and 魏, 長楽}, journal = {鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University}, month = {2016-10-28}, note = {ヒートポンプによる冷却除湿方式と固体吸着剤による除湿方式を組み合わせ, 常温で極めて低湿の空気発生装置の開発を行った.この除湿システムにより, 数種の農産物の乾燥を実験室的規模で行い, その乾燥速度について比較検討し, 以下の結果を得た.1.常温低湿空気発生装置により, 相対湿度65%付近の外気から相対湿度15%前後の極めて低い湿度の空気に常温で安定的に一定期間発生させることを可能にした.2.今回の実験条件下で発生した常温低湿空気のブレーキ点時間は, 実験Iで4時間, 実験IIで3時間と推定された.3.ブレーキ点時間までに発生した常温低湿空気の平均絶対湿度は, 実験Iで0.0025(kg/kg'), 実験IIで0.0037(kg/kg')であり, 吸着剤の除湿能力は空気1kg当り, 実験I, IIとも0.005(kg/kg')前後であった, 4.ブレーキ点時間までの除湿割合は, 冷却除湿が40%, 吸着剤による除湿が60%であった.5.発生した常温低湿空気により農産物の乾燥を行い, 乾量基準含水率による乾燥速度をそれぞれの農産物(ソバ実以外)について求めた.6.ブレーキ点時間までの乾燥速度係数を比較すると, 切干し大根, 生椎茸, コンニャク芋, 山芋, 甘藷の順に小さくなった.7.初期含水率の低いソバ実についても急速な乾燥が行われ, 実験開始後30分で21.9%から9.9%(w.b.)まで乾燥が進んだ.}, pages = {243--250}, title = {常温低湿空気による農産物の乾燥及び品質評価(第2報) : 各種農産物の乾燥速度の比較}, volume = {40}, year = {} }