@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00008051, author = {寺床, 勝也 and 原, 武利 and 吉崎, 和穂}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {2016-10-28}, note = {「木育」を実現するための幼児向け木製遊具「エイトラン」を開発した。この遊具は、素材を鹿児島県産スギ材のみを用い、地域の森林資源の有効活用をはかることを目的としている。遊具としての機能は、立体交差することにより衝突の回避が期待できる。設計にあたっては、幼児の「走りながら飛ぶ」の体力測定ならびに協応動作の測定結果をもとに、立体交差部の天井高さを1320mm、スロープの勾配を8/100とし、幼児の体型に応じた安全な設計とした。実際に施工したのち、幼児の遊びを観察した結果、4歳児と5歳児の活動状況に違いがみられ遊びの発達段階を確認した。また、教師向けアンケートの結果から、木製遊具のもつ教育効果には、木材の「温かみ」や「ぬくもり」を期待し、加えて、走りながら立体交差する構造によって幼児の「空間認識能力」や「運動能力」の獲得に高い効果が期待できる意見があった。一方、想定外の遊び方をする事例がみられ安全指導の課題も明かとなった。総括した結果「木育」の第一段階である「触れる」活動を達成するのに十分効果があると判断できた。}, pages = {77--85}, title = {木製遊具「エイトラン」の設計製作と教育効果}, volume = {63}, year = {} }