@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00008201, author = {桜井, 芳生 and SAKURAI, Yoshio}, journal = {鹿大史学}, month = {Jan}, note = {ブルデューの「プラティーク」論は, 「主観的な意味」を含ませている「行為」に主に照準する主流的な社会学のアプローチに,大きな反省を迫るものである。本稿はまず, 「プラティーク」論の視点によってなされたブルデュー社会学のプラスの効果を確認することからはじめる。この効果は, 当事者たちの「誤認」をいわば暴露するような啓蒙的な作用として働いていることを確認できる。 しかし,本稿の後半で我々は,ブルデューの「プラティーク」論を中心とする理論が,それ自身,当事者たちの「誤認」を再認(追認)する効果をももってしまうことを主張する。この点をのべるために,我々は,人工知能の論圏で議論されている「一般化フレーム問題」を援用する。こうして,我々は,ブルデュー理論の「諸刃の剣」性を自覚することができる。いわば,ブルデュー理論の「ライプニッツ」主義を越えることを目指しうるようになるのである。}, pages = {1--12}, title = {プラティークと一般化フレーム問題 : ブルデュー理論自体の「誤認」効果}, volume = {42}, year = {1995} }