@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00009119, author = {内ノ倉, 真吾}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {2016-10-28}, note = {本稿では,これまでの科学領域の熟達者のアナロジー使用に関する研究では,初心者として位置付けられてきた理工系学部に在籍する大学生(以下,理科系大学生と呼ぶ)を,中学生や高校生にから見た場合の長期の理科学習者として位置付けた。そして,中学生や高校生のアナロジー使用と比較することを想定し,理科カリキュラムにおいて各学校段階で学習する「物質の状態変化」を事例として,質問紙調査ならびにインタビュー調査を通じて,理科系大学生のアナロジーの使用を特徴付けた。理科系大学生のアナロジーの使用は,科学的な方法としてではなく,科学的な知識の習得をもっぱらの目的とするものであった。また,関連の科学的な知識を活用しながら,学生自身で生成したアナロジーの有効な範囲と限界などを意識化しており,単なるアナロジーの生成や使用に留まらず,それを対象化して評価する認知的な活動も行っているとの認識が見られるのであった。}, pages = {13--33}, title = {長期の理科学習者としての理科系大学生のアナロジーの使用 : 「物質の状態変化」の学習の振り返りに基づいて}, volume = {67}, year = {} }