@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00009389, author = {地頭薗, 隆 and JITOUSONO, Takashi and 下川, 悦郎 and SHIMOKAWA, Etsurou and 車, 張堅 and SHA, Choken and 王, 文能 and WANG, Wen-Neng}, journal = {鹿児島大学農学部演習林研究報告, Research bulletin of the Kagoshima University forests}, month = {Dec}, note = {1999年9月21日に発生した集集台湾地震は甚大な人的・物的被害をもたらした。同時に,台湾中央部の山地では多数の斜面崩壊・土石流が発生した。斜面崩壊や土石流により生産された土砂は大雨のたびに流出して土砂災害を引き起こしている。本研究は,現地調査と空中写真判読に基づいて,地震とその後の降雨によって引き起こされた斜面崩壊・土石流の空間的・時間的分布と,それらによる生産土砂量について検討したものである。調査地は,台湾中央部の濁水渓支川の清水渓上流である。得られた結果をまとめると次の通りである。(1)豊山調査地(流域面積10.76km^2)には131箇所以上の斜面崩壊地が空中写真から判読された。調査流域内の崩壊面積の合計は1.35km^2,崩壊面格率は12.5%であった。崩壊深を1mと仮定すると比生産土砂量は約13万m^3/km^2となる。(2)生産された土砂は,大雨のたびに流出している。調査地では,地震前は土石流が年に1回程度発生していたが,地震後の2000年には20回以上の土石流が発生した。土砂の流出は,土砂災害を引き起こすと同時に河川地形を変化させている。(3)調査地の河川沿いには新旧の土石流段丘が観察される。台湾では大きな地震が過去に繰り返し発生しており,地震による崩壊の発生は山地や河川の地形を変化させるおもな原因となっている。}, pages = {9--18}, title = {1999年集集台湾地震後の土砂災害の推移と地形変化 : 清水渓上流を例にして}, volume = {30}, year = {2002}, yomi = {ジトウソノ, タカシ and シモカワ, エツロウ} }