@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00009829, author = {桜井, 芳生}, journal = {鹿児島大学法文学部紀要人文学科論集, Cultural science reports of Kagoshima University}, month = {2016-10-28}, note = {近未来日本社会において,人間格付けゲームの意義が増大することを主張する。山岸・コールバーグ・フランクを援用することで,徳性が他者に知られてしまう蓋然性が偶然より大きいと仮説する。1940年体制の崩壊・コミュニケーションのインターネット化によって,日本社会で他者の徳性を評価することの重要性が増大することを予想する。こうして人間格付けゲームがなされる。それに関して,格付けの「自覚/無自覚」「直裁/間接」,徳性は「顔をみてわかるか」「顔をみないでもわかるか」「陶冶は可能か」などの分岐軸を指摘する。関連して,クレジットカード階級社会,就職面接のエスノメソドロジー,一人遠出旅のすすめ,などに言及する。最後に,ありそうなシナリオとして「上位・儒教的,下位・法家的秩序」「あるようなないような,結社」について言及する。}, pages = {35--52}, title = {インターネット時代における「人間格付け」の一般理論、への、前哨的試論 -誰かが、貴方を、「審査」している?-}, volume = {52}, year = {} }