@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00009888, author = {前田, 晶子}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {2016-10-28}, note = {本研究は、日本における発達論の形成過程において、身体論がどのように位置付いていたのかを検討したものである。第1に、近世から近代への移行期において、人間形成観における転換の質を分析するために、developmentの翻訳語である「発生」と「発達」の訳語分化の過程に着目し、そこでの身体論上の問題を分析した。第二に、1930年代に行われた発達論争を取り上げ、ここでの議論を「発生一発達」問題として整理し、検討した。とくに、論者の一人であるIll下徳治に着目して、彼の発生論的発達論について論じた。これらの作業を通して、近代日本の発達論の質を検討するに当たっての、身体論的観点からの分析枠組みを提示した。}, pages = {283--295}, title = {近代日本の発達概念における身体論の検討}, volume = {59}, year = {} }