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鹿児島県桜島袴腰海岸におけるクジャクガイSeptifer bilocularis (Linnaeus, 1758) の生活史調査 : 殻の外部生長線解析に基づく年齢推定
http://hdl.handle.net/10232/00031312
http://hdl.handle.net/10232/00031312a4d0bfd1-55a4-42d0-8bce-6b12ceb364c6
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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AA12599025_45_p167-175 (685.5 kB)
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Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2020-09-16 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 鹿児島県桜島袴腰海岸におけるクジャクガイSeptifer bilocularis (Linnaeus, 1758) の生活史調査 : 殻の外部生長線解析に基づく年齢推定 | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | カゴシマケン サクラジマ ハカマゴシ カイガン ニオケル クジャクガイ Septifer bilocularis (Linnaeus, 1758) ノ セイカツシ チョウサ : カラ ノ ガイブ セイチョウセン カイセキ ニ モトズク ネンレイ スイテイ | |||||
言語 | ja-Kana | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Life history of Septifer bilocularis (Linnaeus, 1758) on lava shore in Hakamagoshi, Sakura-jima, Kagoshima Japan—Age estimation based on the outside annual ring analysis of shell. | |||||
言語 | en | |||||
著者 |
前園, 浩矩
× 前園, 浩矩× 冨山, 清升 |
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言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
要約(Abstract) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | クジャクガイSeptifer bilocularis (Linnaeus, 1758)はイガイ目イガイ科の二枚貝で,房総半島・能登半島以南,熱帯インド・西太平洋の潮間帯から水深10m までの岩礁に分布する.クジャクガイの生態はこれまでほとんど研究例がない.そのため,本研究では本種の基礎生態についてサイズ頻度分布と年齢構成,年齢頻度分布を調査し,生活史を明らかにすることを目的とした.調査は鹿児島県鹿児島市桜島袴腰海岸の潮間帯中部の下で行った.2008 年2 月から2009 年1 月にかけて毎月1 回大潮の干潮前後に50 cm × 50 cm のコドラートを3 ヶ所設置し,コドラート内のイガイ類を全て採集した.採集した個体は冷凍した後分類し,ノギスを使って殻長を0.1 mm まで計測し,1 mm あたり2個体ずつ肉眼または顕微鏡を使い年輪解析を行った.クジャクガイ以外のイガイ類は個体数が少なかったため,本調査では除外した. サイズ頻度分布から,3.0 mm 以下の新規加入個体は6 月から10 月にかけてだと推定された.2–5月は21.1–27.0 mm にピークが出る一山型のグラフになり,6–11 月は12.0 mm 以下の割合が増えて多山型に,1 月は2–5 月と同様の一山型のグラフになった.サイズ頻度分布には1 年周期の周期性が見られた.サイズピークは21.1–27.0 mm に出ることが多かった. この結果と, 同じイガイ科のDreissena polymorpha が3–4 mm に達するには産卵から定着まで18–28 日を要し,定着からさらに1 ヶ月を要することから,新規加入個体は4 月下旬から9 月中旬に産卵された個体だと考えられる.年輪解析の結果,殻長は年齢に有意に相関を示した.6 歳以上は個体数が少なく,あまり見つからなかった.年齢が一定以上になると成長率が落ちているように見えるが,この調査結果からは断定できない.新規加入個体が採集された6–11 月は,0 歳の個体が他の月に比べて大きな割合を示した.0 歳の個体はほとんどが9.0 mm 以下で見つかった.サイズ頻度分布のピークは何れかの年齢のサイズ頻度分布のピークと重なることが多かった.年齢頻度分布には1 年周期の周期性が見られた.6 月に6.1–9.0 mm の0 歳の個体が見つかったことについて,Dreissena polymorpha の例から,産卵は2 月下旬か3 月上旬に開始されているか,前年の産卵期の終盤に産卵された個体が,年輪が確認できない大きさで越冬した可能性がある.多年生であるクジャクガイのサイズ頻度分布に複数のピークが生じにくく,3 歳までは年齢が上がるほど個体数が多く,4 歳以上では年齢が上がるほど少なくなるのは,年齢とサイズによって定着のしやすさ,そして生存率に差があるためとだと考えられる. |
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言語 | ja | |||||
収録雑誌名 |
en : Nature of Kagoshima 巻 45, p. 167-175, 発行日 2019-05-31 |
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作成日 | ||||||
日付 | 2019-05-31 | |||||
日付タイプ | Issued | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 18827551 | |||||
NII書誌ID(雑誌) | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA12599025 | |||||
権利 | ||||||
言語 | ja | |||||
権利情報 | 鹿児島県自然環境保全協会 | |||||
出版タイプ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
NDC | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 460 | |||||
公開者・出版者 | ||||||
出版者 | 鹿児島県自然環境保全協会 | |||||
言語 | ja |