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アイテム
「鐘楼の悪魔」におけるポーとマラルメの共通の理想
http://hdl.handle.net/10232/00030639
http://hdl.handle.net/10232/0003063911e43229-78ee-42b7-a143-40c8a7448b5d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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AA11950379_v16_p125-143 (1.5 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2019-05-24 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 「鐘楼の悪魔」におけるポーとマラルメの共通の理想 | |||||
タイトル言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Common ideal of Poe and Mallarmé in “The Devil in the Belfry” | |||||
タイトル言語 | en | |||||
著者 |
浜田, みゆき
× 浜田, みゆき |
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言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | エドガー・アラン・ポー | |||||
キーワード | ||||||
主題言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ステファヌ・マラルメ | |||||
キーワード | ||||||
主題言語 | ja | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 不協和音 | |||||
キーワード | ||||||
主題言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Edgar Allan Poe | |||||
キーワード | ||||||
主題言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Stéphane Mallarmé | |||||
キーワード | ||||||
主題言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | dissonance | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
要約 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | Edgar Allan Poe’s“ The Devil in the Belfry” incorporates the rhythmical wording, the sound of the fiddle, and movements of dance into odd reverberating textures, and the reader receives an impression that it was written as prose poetry. On the other hand, poetry of Stéphane Mallarmé, a representative poet of France, is said to be rich in musicality, and it is well known that he was influenced by Poe’s poetical works. In this paper, it is not the direct influence Mallarmé received from“ The Devil in the Belfry” that I deal with. Rather I demonstrate the elements in Mallarmé’s comment that can explain“ The Devil in the Belfry.” Especially I focus on linguistic features of their musical poetry, and its musical effect and dissonance. First, in Chapter1, I read and understand“ The Devil in the Belfry” focusing on rhythm of the clock and tempo of dance. Next, in chapter 2, I examine the influence of Poe on Mallarmé. In chapter 3, I describe whether the theory of Mallarmé could be seen in the“ The Devil in the Belfry.” In chapter 4, I describe musicality and dissonance found in Poe and Mallarmé’s relational arts. |
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内容記述言語 | en | |||||
要約 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | エドガー・アラン・ポーの短篇「鐘楼の悪魔」(“The Devil in the Belfry”)は,フィドルの音を取り入れた音楽的な要素を持ち,散文詩として書かれた印象も受ける。フランス象徴派の詩人ステファヌ・マラルメはポーの詩を読むことから始め,詩作を志した。ポーを敬愛し続けたマラルメであるが,フランス語と英語では当然,表現方法が異なっている。詩作の過程で独自の道を歩み,不協和音という効果を見いだした。 本稿では,「鐘楼の悪魔」からのマラルメへの直接的影響というよりは,ポーがマラルメに与えた影響,そして,そこからさらにマラルメが獲得した独自の詩論や詩篇を通して「鐘楼の悪魔」を説明できる要素を探求し,作品を読み解く。英語とフランス語作品における表現方法を超えた共鳴点を発見し,マラルメの詩の言語的な特徴や音楽的な効果,特に不協和音の効果が「鐘楼の悪魔」にもみられることを明らかにしたい。 第1章では,「鐘楼の悪魔」を時計のリズムとダンスのテンポに着目し,読み解く。 第2章では,マラルメへのポーの影響を確認する。マラルメは自ら行ったポーの詩の翻訳やポーの詩論から,夢幻の境を言葉に定着する方法を習得し,自身でも夢を美の結晶として詩に書いた。その詩には,ポーが,音韻の重要性を示唆したことを窺うことができる。 第3章では,英語とフランス語という異なる言語では,マラルメはポーの全ての技法について応用することは難しく,ポーの詩への態度,理念を継承したのであろうことを確認した。また,マラルメの理論を「鐘楼の悪魔」に見ることができるかを考察した。 第4章では,「鐘楼の悪魔」とマラルメの「賽の一振り」について論じ,音楽性と不協和音について考察した。二人にとって,詩,言葉における不協和音とは,美の中に溶け込むものであり,それが活かされた言葉の連なりの中に音楽を内包しようとしたのであろう。 |
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内容記述言語 | ja | |||||
収録雑誌名 |
ja : 地域政策科学研究 en : Journal of the Doctorate Studies in Social Sciences 巻 16, p. 125-143, 発行日 2019-03-27 |
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作成日 | ||||||
日付 | 2019-03-27 | |||||
日付タイプ | Issued | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
ISSN | 13490699 | |||||
NII書誌ID(雑誌) | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
NC ID | AA11950379 | |||||
出版タイプ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
NDC | ||||||
主題Scheme | NDC | |||||
主題 | 931 | |||||
公開者・出版者 | ||||||
出版者 | 鹿児島大学 | |||||
出版者言語 | ja | |||||
公開者・出版者 | ||||||
出版者 | Kagoshima University | |||||
出版者言語 | en |